消防ホース 耐圧試験

消防ホースの耐圧試験。

屋内消火栓等の設備に係るホースに対して、ホースの製造年の末日から10年を経過した日以降に点検を行う場合の項目に、従来の外観点検に加えて、新たに耐圧性能検査が義務づけられました。（平成14年3月13日公布、平成14年7月1日施行）

ホース格納箱の中に設置されている消防ホースですが、消防ホースは外側は繊維、内側はゴムでできています。

設置されている場所は、マンションの共用廊下や屋内階段、非常階段など建物により設置箇所が様々です。

例えば、日陰に設置されているホース格納箱と日光が常に当たるホース格納箱とでは、使用していなくても、消防ホースの劣化速度が変わってきます。

内側のゴムの劣化が激しい場合、消防活動を消防隊が行っている最中に使用している消防ホースが高圧に耐え切れず破裂して使用できなくなってしまうこともあります。

万が一の災害時に、消防隊が何の問題もなく消防ホースを使用できることで、一人でも多くの命を救うことができるのです。

■ 点検時期

消防ホース

・設置（製造年月）後、10年を経過したものにつき3年毎に実施。

ただし、易操作性1号消火栓ホース及び2号消火栓ホースは除く。

※ ホースを新しく設置した場合は取替（製造年月）後、10年間は免除されます。

■ 点検内容

点検基準

・ホースの末端部に充水した後、耐圧試験機器を用いて所定の水圧を5分間かけて確認します。

判断基準

・変形や損傷等がなく、ホース及び金具との接続部分から著しい漏水がないこと。

※ 著しい漏水とは、噴水上の漏水または継続する滴下が生じる状態を目安にすること。

消防ホースの取替、又は、連結送水管耐圧性能試験とのセットでの消防ホースの耐圧試験をオススメしております。　

※ 消防ホースの耐圧試験のみの場合 別途、基本料金が発生する可能性がありますのでお問合せください。

電動式で点検作業の省力化、時間短縮に！！

今までの耐圧試験機よりも軽量で小型化をし、電動化（充電タイプ）を行いました。

点検作業における労力の負担を軽減できる耐圧試験機です。

連結送水管・屋外消火栓　６５A　消防ホース耐圧試験動画

①使用方法　説明文あり

②試験動画　説明文なし

屋内消火栓　４０A　消防ホース耐圧試験動画

①使用方法　説明文あり

②試験動画　説明文なし

電動式（充電タイプ）　消防ホース耐圧試験機　らくらくテスター

型　式	ＹＴ－１型
性　能	校正証明書付
寸　法	H２７０ × W３５０ × D３９０（突起物）H＝５４０
総重量	約　１９　ｋｇ・本体・リチウム電池（充電時間　約２５分）・媒介金具　６５A用　２個・樹脂棒　　６５A用　２本
測定ホース	４０A・６５A・５０Ａ※ ※５０Aは測定用媒介が必要です。
試験本数	４０A　１５０本以上可能６５A　　８０本以上可能
付属品	充電器・ステンレス直尺
価　格	オープン価格